みなさん、こんにちは。宮脇です。

「先生、仕事の関係で外食ばっかりなんです。何に気をつければいいですか??」

こういうご相談、患者さんからよく聞きます。

外食を「悪いもの」と思っている方が多いんですが・・・実はそうじゃないんです。

結論から言うと、外食でも選び方を工夫するだけで、栄養バランスはかなり整えられます。

今日は、外食が多い方に向けて、現実的に使えるメニュー選びのコツをお伝えしますね。


外食の何が問題なの?

外食が「体によくない」と言われる主な理由は3つです。

  • 塩分が多い
  • 油が多い
  • 野菜が少ない

この3つを意識して「少し補正する」だけで、日々の食事はずいぶん変わってきます。

完璧な食事を目指す必要はありません。マイナスを小さくするイメージで。


コツ① 「定食」を選ぶ

一番シンプルなのは、定食形式のものを選ぶことです。

主食・主菜・副菜がそろっている定食は、バランスが比較的整いやすいんですよね。

丼物や麺類だけだと、どうしてもたんぱく質と野菜が不足しがちで、糖質だけ多くなってしまいます。

「何を食べるか迷ったら定食」、まずはこれだけ覚えてもらえれば十分です。


コツ② 「焼く・煮る・蒸す」を選ぶ

同じ食材でも、調理法によってカロリーがかなり変わります。

揚げ物より焼き物・蒸し料理・煮物を選ぶ。

たとえば「唐揚げ定食」より「焼き魚定食」、「天ぷらうどん」より「かけうどん」のほうが、脂質の摂取量がグッと下がります。

焼く・煮る・蒸す」を頭に入れておくだけで、自然と選択肢が変わってきますよ。


コツ③ 麺のスープは残す

ラーメンや汁物のスープには、塩分の7〜8割が含まれています。

以前の記事「塩分6gは多い?少ない?」でも書いたように、日本人の塩分摂取はもともとかなり多め・・。

スープを全部飲まないだけで、1食の塩分量がかなり変わってきます。

残すのがもったいない、と感じるかもしれませんが、これが一番手軽な減塩法です。


コツ④ 「副菜を1品プラス」する発想で

外食先でサラダや小鉢を1品追加する。それだけで野菜不足がだいぶ補えます。

「全部ヘルシーにしなきゃ」ではなく、「1品だけ野菜を足す」。

この小さな工夫が、長続きの秘訣なんです。

コンビニを使う場面では、コンビニ食でも栄養バランスを整える3つのコツも参考にしてみてください。


おすすめしやすい外食メニュー

当院の管理栄養士スタッフがよくすすめるメニューをご紹介します。

  • 焼き魚定食(塩分・脂質ともにコントロールしやすい)
  • 豆腐・納豆・卵の定食(たんぱく質豊富、脂質控えめ)
  • 蒸し鶏や豆腐がメインのランチ
  • うどん・そばは揚げ物なしのシンプルなもの

逆に少し注意が必要なのは、揚げ物中心のカツ丼系や、ラーメン+餃子+チャーハンのような「塩分×脂質×糖質」が重なるセットメニューです。

たまに食べるのはいいんですが、毎日だと体への負担が積み重なっていきます。


外食を「減らす」より「賢く選ぶ」

外食をゼロにするのは現実的じゃないですよね。

大事なのは、外食を「うまく使う」スキルを身につけること。

「定食を選ぶ」「スープを残す」「野菜を1品足す」——この3つを意識するだけでも、食事の質はかなり変わってきます。

「自分の食事、どのくらいバランスが取れてるんだろう?」と気になる方は、ぜひ食事でYOBO相談を利用してみてください。管理栄養士スタッフが一緒に確認します。

それでは、また!

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