こんにちは、院長の宮脇大です。
外来でたまに、こんなことを聞かれます。
「先生は普段、どんなもの食べてるんですか??」
これ、聞かれるたびに少しドキッとするんです。なぜなら・・完璧な食生活なんて、まったくしていないからです。
今日は少しだけ、私自身の素の食生活をお話ししたいと思います。
医師も人間ですし、忙しい日はコンビニで済ませることもあるし、たまに飲み過ぎる日もあります。
それでも「大きく崩さない」ようにしている工夫があるので、その辺りを正直に書いてみます。
朝はだいたい同じものを食べる
平日の朝は、ほぼ毎日同じメニューです。
- 卵料理(目玉焼きかゆで卵)
- ヨーグルト(無糖)
- バナナか季節の果物
- コーヒー(ブラック)
これだけ。
なぜ同じかと言うと、朝に「何を食べるか」を考えるエネルギーがもったいないからなんです。
朝はバタバタしているので、考えずに動ける「ルーティン」にしておくと、それだけで食事の質が安定します。
「決めない」ことが続けるコツ、というのは患者さんによくお伝えしていますが、自分でも実践しています。
昼は・・正直、適当な日も多い
外来診療の合間に食べる昼食は、正直あんまり気を遣えていません。
クリニックの近くのお弁当屋さんで日替わりを買ったり、コンビニのおにぎりと味噌汁で済ませたり、診療の間に立ち食いそばに駆け込んだり。
ただ、いくつかだけ「自分ルール」があります。
- 麺類だけで終わらない(必ずタンパク質と野菜を足す)
- 揚げ物は週に2回まで
- 清涼飲料水は飲まない(お茶か水)
これくらい、ゆるい話です。
完璧にやろうとすると挫折するので、「これだけは守る」を3つくらい決めておくと、結果的に長く続きます。
夜は妻と一緒の家庭の食事
夜はだいたい家で食べることが多いです。
主食・主菜・副菜の3点セット——というほどキッチリしてはいませんが、「ご飯」「タンパク質のおかず」「野菜のおかず」がそろっていれば合格、という感覚でやっています。
最近はまっているのは、サバ缶とトマトの煮物。
サバ缶を開けて、トマト缶と一緒に煮るだけ。塩コショウとオリーブオイルで仕上げる。10分でできて、EPA・DHAも摂れて、満足感もある。
こういう「手抜きだけど栄養はちゃんと入っている」レシピを増やすのが、自分の中ではいちばん大事だと思っています。
「ちゃんと作る」ハードルが高いと、続かないですよね・・。
外食・飲み会の日もあります
私もお酒は飲みますし、外食もします。
学会や友人との食事会では、普通に揚げ物も食べるし、〆のラーメンもたまに食べます。
ただ、その後の調整はします。
- 翌日の朝はいつものルーティン(卵・ヨーグルト・果物)に戻す
- 翌日の昼は野菜多めの定食
- 翌日の夜は軽め(鍋やスープ系)
これだけです。
ポイントは「食べ過ぎた次の食事から戻す」こと。
「1週間野菜だけにしてリセット」みたいな極端なことはしません。それだとリバウンドしやすいので・・。
患者さんにもよくお伝えしているのですが、「次の食事」から戻せばいいです。1食ぐらいの逸脱は、次の食事で十分リカバリーできます。
なぜこの話を書いたか
医師が「完璧な食生活」をしているように見えると、患者さんが「自分にはとても真似できない」と感じてしまうことがあります。
でも実際は、医師だって人間です。コンビニで買い物もするし、揚げ物も食べるし、お酒も飲みます。
大事なのは、「完璧を目指さない」「崩れた時に戻す方法を持っている」ことだと思います。
食事改善が続く人の共通点の記事でも書きましたが、続く人ほど「ゆる〜く」やっています。
私自身、ゆる〜くやっています。だから続いている、というのが正直なところです。
「食事でYOBO相談」では一緒に伴走します
「食事でYOBO相談」では、当院の管理栄養士スタッフと医師がチームで、皆さん一人ひとりの「ゆる〜く続けられる食事」を一緒に考えます。
完璧な食事プランをお渡しすることがゴールではなく、「あなたが3年後も続けられている食事」を一緒に作っていくことが目的です。
「医師に食生活を相談するなんて、自分は完璧じゃないから恥ずかしい」と思う必要はまったくありません。
私も完璧じゃないですから・・。
それでは、また!
次回は、皆さんからよく聞かれる質問のひとつ「結局、何を食べればいいんですか?」について、改めてお話ししてみようかなと思います。
監修:宮脇 大(医師・Doctor’s Fitness 診療所 院長)
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